生活習慣病は、健康長寿を妨げる大きな要因です

☆☆ 健康長寿を延ばす「7つの習慣」を実践しよう ☆☆
生活習慣病を知って予防しよう  生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣により引き起こされる病気のことで、がん、循環器疾患、糖尿病などがあります。生活習慣病は、健康長寿の最大の阻害要因となるため、生活習慣病のことを知り予防することが大切です。
.☆ 適切な食生活を目指そう  主食、主菜、副菜をバランスよくとり、野菜多めのメニューにしましょう。果物を適度にとることも有用です。塩のとり過ぎは、高血圧による循環器疾患だけでなく胃がんのリスクを高めることがわかっています。食塩の摂取量の目安は男性が8g未満、女性は7g未満です。
3.適度な運動をしよう  適度な運動は、心臓病、脳卒中、がん、足腰の痛みなど多くの病気のリスクを下げることがわかっています。18歳~64歳は、歩行以上の身体活動を毎日60分、息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行うことを目標に、65歳以上は、毎日40分の身体活動が適切です。
4.十分な睡眠をとろう  健康維持には休養も大切です。健やかな睡眠があってこそ十分な休養をとることができます。規則正しい生活を行うと体内時計が整い、ホルモン分泌や生理的な活動を調整し快眠へ導きます。
5.禁煙しよう  たばこの煙には、ニコチンやタールをはじめ、約200種類の有害物質、約70種類の発がん物質が含まれており、これらの物質が悪影響を及ぼし病気を引き起こします。また、喫煙する人の近くにいることで煙を吸ってしまうことを受動喫煙といいます。喫煙者が吸い込む煙(主流煙)より、たばこから立ちのぼる煙(副流煙)の方が有害物質を多く含んでいます。たばこを吸わない人は、煙にさらされないよう気をつけましょう。
6.お酒と上手につきあおう  アルコールの影響は肝臓だけでなく全身に及び、健康障害をもたらします。厚生労働省は、適度な飲酒量を、1日平均純アルコールで20g程度(ビール中瓶1本、日本酒1合、チューハイ350ml缶1本、ウイスキーダブル1杯)としています。
歯・口腔の健康を守ろう

 近年、歯周病と全身の病気との関連が報告されています。毎日の歯磨きと定期的な歯石除去を行って歯周病を予防しましょう。      

 

   資料(CARNASより)