生活習慣病は食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒など長年の生活習慣がその成因に深く関与していると考えられています。
・糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満などの動脈硬化性もの。
・脳卒中、虚血性心疾患など。
・慢性腎臓病、肝硬変、慢性閉塞
・最近では認知症やフレイルも生活習慣病ではないかと考えられてきている。
高齢者の健康づくり
食べて元気にフレイル予防
フレイル(虚弱)とは
健康と要介護・寝たきりの間を指します。
高齢期に起こりやすい「筋力や心身の機能などが低下し、社会とのつながりが減少し衰弱した状態」のことです。
フレイル予防の3つのポイント
①栄 養
・食事の改善
バランスの取れた食事を3食しっかり食べよう。
タンパク質・カルシウムを摂りましょう。
塩分はひかえめに。
お口の健康(口腔ケア)にも気を配りましょう。
②身体活動
・ウォーキング・ストレッチなど
今より10分多く体を動かしましょう。
・敵度な運動は筋肉の発達・食欲増進・心の健康に繋がります。
③社会参加
・趣味・ボランティア・就労など。
外出することはフレイル予防になります。
自分に合った活動を見つけましょう。
高齢期の食生活 ➤➤➤ 低栄養予防
低栄養予防のポイント
毎日3色、栄養バランスの取れた食事をしましょう。
魚・肉・卵など高タンパク質の物や骨粗しょう症予防のために牛乳・乳製品を多く摂りましょう。
加齢により味覚が劣ろえ、味付けが濃くなりがちです。香味野菜や出汁で味付けを工夫しましょう。
脱水症状予防に、一日1200~1400㎖の水分をお茶や飲み物で摂りましょう。
好きなものばかり、インスタント食品・レトルト食品ばかり食べないようにしましょう。
家族や友人と一緒に食事する機会を積極的に作りましょう。
体調の悪い時のひと工夫
財)日本食生活協会「高齢期の食生活」より